小学生、「刃物を使った作品」作り中学年以上の図工は「ネガ・ポジ」がおすすめ!の授業を紹介します!

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図工の授業、皆さんはどんな教材で取り組ませていますか。教科書の内容もいいですが、ゆとりができたときには少しレベルの高い作品に挑戦させたいですよね。そこで今回は、「ネガ・ポジ」を紹介します。一度実践すれば中高学年なら使える方法ですので図工がスムーズに行えます。たたき台にしていただけたら幸いです。

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目次

「ネガ・ポジ」の準備物

 

「ネガ・ポジ」に取り組むにあたり、準備物を紹介します。

持ち物

「黒の画用紙B5サイズ」

「カッター」

「鉛筆」

「カッターマット」

「B4の希望の色の画用紙」

「のり」

です。画用紙のサイズは掲示場所に合わせて変えていただければと思います。

「ネガ・ポジ」の下書き

 

準備物が揃ったら、実際に黒の画用紙に下書きを描いていきます。

1 描きたいものを決める

一番最初に描きたいものを決めます。ここで一つ目のポイントは、

「できた作品が1つになるのか、2つになるのか」

です。下書きが「半分」ですと、切って貼ったときに1つの作品になります。下書きが「1つ」ですと、切って貼ったときに2つの作品になります。最終的にどのような作品にしたいのか考えてから下書きに取り組ませます。

 

下書きが1つの鮫なので、完成では2つの鮫になります
下書きが半分の鷲なので、完成では1わの鷲になります。

 

次に、「下書きの中の線」を太くします。カッターで切った際、線を太くしておかないと、境界線がわからなくなってしまうからです。

 

 

 

2 好みの画用紙を決める

次に黒い画用紙をカッターで切り、離れていく部分を「のり」でとめるための画用紙を用意します。これは自分の作品にあった好みの色で大丈夫です。黒い画用紙がB5サイズなら、この色画用紙はB4サイズになります。サイズだけ間違えないようにしましょう。

 

 

続いて、「切り取り」です。ここで大切なのは、「切り取った紙を絶対に捨てない」ということです。「捨ててしまうと、部品が足りなくなってしまいます」。足りなくなると、再度他の黒い画用紙で同じパーツを作らなくてはなりません。

 

始めに、作品の一番外側を切り取ります。普通この外側はゴミになりますが、今回はここも大切なパーツです。もう切る部分がない外側はもう貼ってしまいましょう。

 

上が普段捨ててしまう部分です。先に貼って固定してしまいます。
左が普段捨ててしまう部分です。貼って固定してしまいます。

 

その後もまだ切り取る部分があるものは貼らずに残し、もう切り取る部分がないところは色画用紙に貼っていきます。

 

 

3 境界線を残して切り取る

最後に、切り取った部分の間にある「境界線」を残すように切り取ります。

この線は切り取る前に、鉛筆やチョークで太くしておくと、切るときにわかりやすくなります。

 

鮫のお腹や尾にあります2本の線で囲まれているところが残す線になります。

線の部分をのこして切り取っていきます。

 

切り取った部分はのりで貼っていきます。

 

完成です。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。カッターを使った作品を作りたいと考えている方には、おしゃれな作品になること間違いなしです。時間も2、3時間でできますのでぜひ挑戦していただけたらと思います。

ここまでの内容は、すべて以下の書籍を参考に実践したものです。詳しくはこちらをご覧ください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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