我が子が勉強しない!将来が心配!そんな保護者の方必見!これはだめ!こうしよう!そんな方法を紹介します!その2

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子どもが大きくなると心配になるのは「勉強」ですよね。大きくなって苦労しないようにするためにも、自分から進んで「勉強」してほしいものです。しかし、何をしたらいいのかわからないという保護者の方多いのではないでしょうか。今回は、「東大脳になる勉強習慣」という著書をもとに、子どもが進んで勉強に取り組める方法を紹介します。今行っている方法と比べて何が良くて、何が悪いのか、参考にしていただけたら幸いです。

「我が子が勉強しない!将来が心配!そんな保護者の方必見!これはだめ!こうしよう!そんな方法を紹介します!」

の続きになります。

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目次

子どもが進んで勉強するために行った方がよいこと 一緒に行う

 

次に、子どもが進んで勉強するために行った方が良いことは、「一緒に行う」です。これも先ほどの「環境を整える」に近いことですが、「環境つくり一緒に行う」という感じです。

例えば家でゲームをしている子がいます。保護者はその姿を見て、「ゲームばかりしていないで勉強しなさい。」と言います。これはよくある風景でしょう。しかしこれも最初に述べたように何の苦労もしていない簡単な言葉です。「うざい。」と思われることはあっても、「そうだ!勉強しよう。」と思うことはないでしょう。

こんな場面では、ゲームより楽しいことを提案します。自然に触れさせたいと思えば、「一緒にキャンプに行こう。」ですとか。動物に興味をもってほしいと思えば「動物園へ行こう。」ですとか。スポーツに興味をもっている子なら、「野球を観にいこう。」や「公園でキャッチボールをしよう。」などです。

 

 

なぜ勉強もしないでゲームばかりしているのか、それは勉強よりゲームの方が楽しいからです。ではゲームより楽しいことを提案してあげれば子どもはそちらに興味を示します。今度はお金もかかりますが、体も使うのでより疲れます。しかし子どもはゲームのことを忘れてその場所や物事に熱中します。それこそ保護者の方の願う姿ではないでしょうか。勉強にしても同じです。

「東大脳になる勉強習慣」の中では、小学生のうちは、勉強はリビングで家族と一緒にすることを推奨しています。リビングで行えば、どんな内容を勉強しているのかわかりますし、すぐ近くに見ている人がいることで緊張感が出ます。さらにわからない問題もすぐに聞くことができます。勉強教材を買って、「やりなさい。」と渡すだけでは当然進んで学習するようにはなりません。一人で学習するとどうしても集中力が散漫になってしまいます。ここでも、「一緒に勉強しよう。」というスタンスが大切だとわかります。

 

子どもが進んで勉強するために行った方がよいこと 意志を尊重する

 

最後は、「意志を尊重する」ということです。東大生の多くが、これまでに「習い事」に通っているそうです。その中で特徴的なのが、「やりたいと言ったら挑戦させ、やめたいといってもすぐに了承してあげる」ということです。よくありがちなのは、「やめたい。」と言ったときに、「お金がもったいないから続けなさい。」ですとか、「一つのことをやり通すことが素晴らしいから続けなさい。」と説得する場面ですね。

これあまり脳によくないそうです。いろいろなことに挑戦し、知的好奇心を高めてあげる方がのちの勉強に対する知的好奇心につながるそうです。一方、興味を失っているのに続けさせられることで、好奇心を奪ってしまう結果になります。「やってみたい」を尊重してあげること。「やめたい」も尊重してあげること。お金はかかりますがその後につながるということですね。

 

 

また、保護者によく質問する子にも、「丁寧に答える」ことも大切だそうです。一番よくないのは、「忙しいから向こうで遊んでいなさい。」と怒ることです。

また、答える時にも、「答えを教える」ではなく、「自分で考えさせる」ことも大切だそうです。「答えを教える」と「知識」を高めることはできますが、「思考力」を高めることにつながらないそうです。一方、「自分で考えさせる」ことで、これまでの「知識」をつなぎ合わせ答えを導くことになり、思考力を高めることにつながります。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。勉強させるためにはやはりお金や体力が必要です。そんなお金や労力を子どもにかけるのはもったいないと思う方は、せめて「勉強しなさい。」だけでも言わないよう意識してみることも一つの方法かもしれません。今後の子育ての参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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