小学生、4月の学級開き!黄金の3日間は何をするの!?2、3日目の内容を紹介します!その2

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「黄金の3日間」、小学校の4月の新しい学級のスタートでよく聞かれる言葉です。どうやら大切そうだなと思うものの、何をしたらいいのかと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、私が様々な書籍を読み、その中で私なりのやり方で進めてきた「黄金の3日間の2日目」を紹介します。叩き台として読んでいただけたらと思います。

「小学生、4月の学級開き!黄金の3日間は何をするの!?2、3日目の内容を紹介します!」の続きになります。

 

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目次

黄金の3日間 2、3日目 その3 クラスが盛り上がる係活動「係会社」を紹介しよう!

 

黄金の3日間の2、3日目は、「クラスが楽しい、学校が楽しい」と思えるような活動をしていきたいですね。そのために有効なのが「係会社」です。「係会社」については下記のサイトに詳しく書いていますのでお読みください。

小学生、想像力を高め、クラスが楽しくなる係活動はこれ!「係会社」のやり方を紹介します!」

 

「係会社」を紹介すると、早速様々な会社が誕生します。子どもたちもクラスの子を誘って楽しそうです。クラスが新しくなり、新しい友だちができた時に行う活動として、また、クラスが良い雰囲気に盛り上がる活動として「係会社」はとても適しています。

 

黄金の3日間2、3日目 その4 算数の授業始めは「難問挑戦」をしよう

 

「一人一役当番」や「係会社の紹介」が終わったら、やはり2、3日目ですから授業も行いたいですね。そこで算数の授業では、「難問挑戦」の授業を行います。

「教室熱中!難問1問選択システム」という本の中から一つ問題を見つけコピーします。

 

 

 

「この5題の中から自分が解けそうだと思う問題から始めていいので挑戦してみましょう。1つできたら見せに来てください。」と指示を出し始めます。

解けそうで解けない問題が多数用意されているので、緊張感のある静かな雰囲気が教室中を覆います。

 

 

少し時間が経つと一人二人とプリントを持ってきます。不正解で悔しがる子、正解して大喜びで席に戻る子と様々な顔が見られます。算数の解けた喜びを味わえる活動として算数のスタートで行うのにとても適切です。

 

 

最後に答えをその問題を一番に正解した子に解説してもらいます。自慢気に話す姿が印象的です。

 

 

ここで注意点をお知らせします。

①当該学年より一つ下の学年の書籍を用意しましょう。4年生の担任なら「3年生の教室熱中!」を用意します。当該学年の問題集の中には「まだ習っていない」という問題も出てきてしまいます。そこで問題数が減ったり、子どもたちのやる気を削いでしまうのももったいないです。また「全然解けない」ではむしろ算数がつまらなくなってしまいます。解けて嬉しいを味あわせるためにも「一つ下の学年の問題」にした方がいいでしょう。

②どうしても解けない子は正解した子に教えてもらいます。この時、「正解を写してはいけません。やり方やヒントだけ教えてもらいなさい。」と指示しましょう。そうしないと、一人正解が出たら、近くの子がどんどん正解を持ってきて「明らかに写した」という現象が起きてしまいます。解けた喜びを味合わせたいのでここは頑張って解いてもらいましょう。

 

 

これらの授業を行うことで、算数の楽しいスタートが切れると、子どもたちもより今年のクラスに期待してくれると思います。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。黄金の3日間で「組織を作り」、「楽しい授業」を行うことは、これからの生活をスムーズに過ごし、子どもたちがこれからの授業に期待することにおいてとても大切です。黄金の3日間で何をしようか考えている方の叩き台になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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