家の中のリビングの天井を「吹き抜け」にしてみました!そのメリットとデメリットを紹介します!

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家を建てた優太ろうです。設計の段階で、リビングに2m×2m×4mほどの大きさの吹き抜けを入れてみました。住んでみると、そのメリットとデメリットが見えてきました。今回はそのメリットとデメリットについてお話していきます。これから吹き抜けを取り入れてみようと考えている方の参考になればと思います。

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目次

吹き抜けを取り入れるメリットとは

吹き抜けを取り入れてみて一番のメリットは、「明るさ」です。吹き抜けに取り付けた大きめの窓のおかげで、昼間はとても明るいです。電気をつけなくても部屋の中が明るくなります。曇りの日でも、天井が低いところでは暗くなってしまいますが、吹き抜けの部分は明るさがあり、同じ部屋なのに違う部屋のように明るさが変わります。

 

 

次に、「解放感」です。リビングの上だけでも天井が高くなることで、広さを感じることができます。子どもを高い高いするときにも、部屋の天井を気にすることなくすることができます。

また、「暖かさ」もあります。部屋の位置よりも高い場所から日光が降り注ぐことで、より暖かさを感じられます。

最後に、「景色」です。吹き抜けの窓から、昼間は青い空と雲や鳥を見ることができます。夜には暗闇の中に流れる雲や月、星を見ることができ、まるで「一枚の絵画」のように感じられます。

 

 

これらが吹き抜けを取り入れたことによるメリットになります。

 

 

吹き抜けを取り入れたことによるデメリットは

 

メリットを見ていきますと、どれもとても素敵なことばかりですが、一方でデメリットも存在します。

1つ目は、他のサイトでもよく言われている「暖房」です。初めての冬を迎え、暖房を使ったのですが、やはり中々暖まりません。吹き抜けに暖かい空気が集まってしまいます。小さな吹き抜けなので天井にプロペラは設置しないようにしましたが、それが間違いでした。やはりどんなに小さな吹き抜けでも、プロペラを設置する必要があることを実感しました。

2つ目は、冬を迎えしばらく経ったある日、ふと気が付くと「吹き抜け」の壁紙が剥がれていることに気が付きました。へーベルの担当者から、「冬になると壁紙が剥がれてくることがあります。」と聞いていましたが、まさにその状況です。不思議なことに、吹き抜けの壁紙が剥がれてきただけで、そのほかの部屋の壁紙に剥がれはありませんでした。修理に訪れた方に聞いてみると、「暖房が関係している」とのことでした。暖房を付けたことで暖かい空気が吹き抜けに移動し、その溜まった暖かい空気が壁紙の剥がれに繋がったとのことです。暖房の効きの悪さに加え、壁紙の剥がれというダブルでデメリットが出てしまいました。

2つのデメリットをふまえ、早速「サーキュレーター」を購入し、吹き抜け部分に向けて風を送ることにしました。サーキュレーター代に加え、サーキュレーターを置くスペースもこれで使ってしまうことになるのでやはりデメリットになりました。2つに関係する解決策は、「天井のプロペラ」ということになります。やはり最初から付けておけば解決できたことでした。

 

1階と2階の接合部が剥がれています
吹き抜けの縦の部分に亀裂のように壁紙の剥がれが見られます

まとめ

 

いかがだったでしょうか。吹き抜けを取り入れるメリット、デメリットは伝わったでしょうか。デメリットはありましたが、私は吹き抜けを付けたことによるメリットの方が大きいと考えています。冬場の暖房による暖気の対応さえしっかりできれば、やはり家の中に新たな景色を提供してくれる吹き抜けはとてもいいものです。今後吹き抜けをと考えている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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