自宅の庭にDIYでスリットフェンスを作ってみました!方法や必要な道具、経費は?

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DIYで自宅の庭をカスタマイズすることに挑戦している優太ろうです。今回は自宅の入り口のアプローチの段差から1歳の子どもを守るため、「スリットフェンス」作りに挑戦してみました。その過程や必要な道具、経費を紹介します。ぜひこれからスリットフェンスをと考えている方の参考になればと思います。

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目次

スリットフェンスを作ろう!その1 必要な道具を揃える

 

早速スリットフェンスを作るため、ホームセンターで必要な道具を揃えます。アルミで作れれば一番なんですがやはり値段が高いです。

そこで今回は「杉」で作ることにしました。長さ4mの杉の角材が、ホームセンターでは600円程で売っています。それを必要な長さにカットしてもらいました。我が家では16本必要でした。

 

 

また、この切り取った柱を決まった間隔に固定するための木材も一緒に切ってもらいました。我が家では10センチ間隔で作りたかったので10センチの木材も30本用意しました。(固定する場所は上と下の二箇所のため柱より多くなっています)

 

 

続いて好みの色に塗装するためのペンキです。木材に塗装するペンキはホームセンターでは油性と水性両方あります。両方使ってみましたが、雨を弾くことを考えると油性のペンキの方が雨をしっかり弾いてくれています。ペンキは2000円程です。また、スプレーの塗料もありますが、周りに塗料が飛び散ってしまうためあまりオススメできません。

 

 

その他に、ペンキを塗るためのハケが100円。地中で柱を固定するためのドライモルタル(すでにセメントと砂を適切な分量で混ぜてあるもの)も必要です。

 

 

このモルタルの量が一番大変です。我が家では、長さが2m(幅20センチ)の広さに必要だったドライモルタルの量は、90kgでした。また、モルタルを混ぜるための一輪車も購入しました。モルタルやコンクリートは普通「トロ舟」で混ぜ合わせますが、持ち運びが大変です。そこで一輪車を使うと、混ぜるのも楽ですし、持ち運びもとても便利です。

 

 

一輪車は3000円ほどで購入しました。その他に、穴を掘るためのスコップ1000円。木材と間隔で購入した木材を固定する釘も購入しました。

 

スリットフェンスを作ろう!その2 木材の塗装と固定

 

準備が整ったらいよいよ製作に入ります。買ってきた木材を好みの色に塗装します。我が家ではウォールナットの色に塗装しました。

 

 

この時、コンクリートに入る部分を塗らずにいましたが、外構屋さんからのアドバイスで塗ることにしました。外構屋さん曰く、「塗らないとコンクリートの中の木材から腐ってしまう。」そうです。

木材の塗装が乾いたら、次は木材を固定します。地面に埋まる部分は釘で固定し、地面より上に出る部分は後で外せるようにガムテープで固定しました。上もしっかり固定しないと、持ち運ぶ時に間隔の木が外れます。するとグラグラして運べません。ガムテープでしっかり固定しました。

 

木材の間隔がずれないように、間に間隔用の木材を入れていきます
地上に見える部分は後で取れるよう、ガムテープで固定します。

 

固定できたら次は、スリットフェンスを入れたい地面を掘ります。これが結構大変です。2mの長さに幅20センチの穴を、深さ30〜40センチほど掘っていきます。スコップに加え、土を取り出すための鍬もあると作業が早く進みます。穴の底を平らにするのが大変ですが、鍬やスコップを使いながら地道を平らにしていきましょう。ここで傾いた地面にしてしまうと、フェンスを入れたとき傾いてしまい、結局何度も調整しなければならなくなります。

 

ここで気をつけたいのが、「残土処理」です。2mの長さに深さ30センチ掘った土は、すごい量が出ます。コンクリートを入れた後埋めるための土の量を差し引いても、捨てるのに困る量です。どこへ置いておくのか、その後どこへ捨てるのかあらかじめ考えておいたほうが良いと思います。

 

スリットフェンスを作ろう!その3 フェンスを固定する

 

塗装し固定したフェンスができたら、掘った穴に固定していきます。掘った穴にフェンスを入れます。

 

 

傾きがないか確認して大丈夫なら、紐や木材で動かないように固定します。

 

 

続いて固定するためのモルタルを用意します。一輪車にドライモルタルを入れ、水を適量入れて混ぜ合わせます。

 

 

マスクや手袋をしたほうが安全です。粉の部分がなくなったら、穴の中にモルタルを流し込んでいきます。

 

 

この時に、フェンスがモルタルの真ん中にくることが大切です。端によってしまうと強度が出なくなるそうです。また、深さ30センチの穴に対して、10センチはモルタルで埋まるようにすれば大丈夫だそうです。(全て外構屋さんのアドバイスより)

1日固定したまま置いておきます。モルタルが完全に固まったら、上の固定していた間隔の木を外します。モルタルの上に掘った土を水を入れながらかぶせていきます。

 

 

完成です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。優太ろうは実際やってみて、道具さえ揃えばそれほど大変ではなくできました。そのため、このフェンスが完成した後ウッドデッキにもスリットフェンスをつけました。外構屋さんに頼むと何倍も値段のするスリットフェンス設置ですが、安く済ませたいと考える方はやってみてください。ちなみに今回かかったお金をまとめますと、

木材(4m) 1本600円✖️8本=4800円

ペンキ 2缶 1つ2000円✖️2=4000円

ドライモルタル(25kg) 1つ2000円✖️4袋=8000円

一輪車 1台 3000円

合計 約20000円 でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。以下のサイトでは他のDIYについても紹介しています。ぜひご覧ください。

「自宅の玄関にDIYでコンクリートを打ってみました!その方法を紹介します!」

 

「低コストで自宅の庭にDIYで人工芝を引いてみました!その過程を紹介!」

 

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