低コストで自宅の庭にDIYで人工芝を引いてみました!その過程を紹介!

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家を建てた優太ろうです。家の周りに庭があるのですが、外構をしていません。そのため雨が降ると靴も壁も泥だらけです。家の正面は外構屋さんにお願いしようと思うのですが、家の裏側はできるなら経費削減したいものです。そこで今回、自分で家の裏側に人工芝を引くことに挑戦してみました。なるべくお金をかけず、素人の私が行った工事を紹介します。これから低コストで自分の力で庭づくりをしたいと考えている方の参考になればと思います。

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目次

DIYで人工芝 その1 地面の高さを調節する

DIYで人工芝を引くための一つ目のポイントは、「地面の高さを調節する」です。外構をハウスメーカーに頼んでいない場合、家が建って始めは、採石の混ざった土がボコボコになった状態で引き渡しになります。高さもバラバラで隅には雑草も生えている状態でした。

 

 

そのためまずは雑草を取りました。この時根から抜けると良いですが、抜けない場合は後で土を掘るのでそこまでこだわらずに抜きました。ある程度抜き終わったら、次は高さを調節しました。我が家の庭は、外壁側が高く、外に向かって低くなっていました。

 

 

そのため高い方を低く、低い方を高くしなければいけませんでした。外構屋さんは、すべて採掘して土を出し、ローラーなどで転圧すると思いますが、残土が出れば、処分するのにお金がかかりますし、新しい土や採石を入れればそれもお金がかかります。

 

 

そこで、シャベルを使い、地面の高いところの土を掻き出しました。この時、雑草の根が見えたので、とことん抜きました。事前に上の葉はすべて抜き取りましたが、根は地中深くまで張っていたので、結構深くまで掘りました。

 

 

 

 

砂や土、石を低い地面に入れて高さを出しました。

 

画像の右側の壁付近が低かったので、地面の高いところから掻き出した石を入れて高さを出しました。

 

この時、傾斜にならないように平らにすることを意識しました

このままですとふかふかの状態ですので、人工芝を引いた時にボコボコになってしまいます。そこで、ブロックを使って転圧していきます。

 

すべての地面をブロックで固めていきます。

 

ここが一番力のいる作業になります。腰にもきますが地道に転圧していきます。これである程度地面が固まりました。

我が家の場合は、外壁近くの元々地面の高いところが一番高く、元々地面の低かった壁際が一番低い高さになっています。高いところの土を低い所に移していくことで無駄な残土が出ないようにしていきました。

石がゴツゴツしていますがブロックで転圧していけば石は土の中に埋まってしまうので大丈夫です。むしろ石があるところで転圧すると、地面がより強固に固まります。

 

石が転圧されてしっかりと地面が固まっています

 

ここまですべて元々あった石や土を使っているのでコストはかかっていません。道具代と労力のみとなっています。

 

DIYで人工芝 その2 地面に防草シートを貼る

 

地面が平らになったら、次は防草シートを貼ります。私はネットで、「ザバーン」の防草シートを購入しました。不織布の物が下から出てくる雑草があっても破れないとのことなので選びました。

これを平らにした地面にかぶせていきます。他の専門サイトでも書いてありましたが、重なる部分は10センチほど重ねました。

 

まず1列防草シートを貼りました。
真ん中の重なっている部分は10センチほど防草シートを重ねてあります。

 

家の周りには、排水溝があったり、雨水菅や下水道菅があります。これらの菅はかぶせたままにならないように、カッターなどで丁寧に切り取っていきました。

 

排水管の形に合わせて防草シートを切り取りました。

 

防草シートを貼り終えたら、重なる部分を防草シート用のテープで止め、隅を防草シートピンで止めていきました。ピンは50cm間隔で止めていくといいそうです。外壁の近くは配管が通っているため20cmピンだと配管に当たってしまいます。改めて14cmのピンを購入して打ち込みました。

ただ、風に飛ばされないように固定できるなら、ここでピンを打たなくても後ほど人工芝をかぶせてピンを打っても大丈夫です。と言うのも、ピンを打てば打つほど防草シートに穴が空いてしまいます。雑草が出てくる原因になりますので、雑草が出てくる機会を減らしたい方、ピンを節約したい方はここは石などで固定するのもおすすめです。

これで防草シートの貼り付けは完了です。

 

隅は防草シートピンで止めました。ピンとピンの間は50cm間隔です。配管の近くはピンの長さが短い方が配管にぶつからないのでいいです。

 

 

 

重ね合わせた部分は専用のテープで止めました。

DIYで人工芝 その3 地面に人工芝を貼る

 

最後は人工芝を貼っていきます。これもネットで購入しました。

人工芝は重ね合せる部分はないので、まず引いてみてなるべく切れ目が入りないような並べ方ができてから貼り付け作業に入りました。我が家では1m60cmの幅に人工芝を敷く予定でしたので、「2m×10m」の人工芝を購入しました。こうすることで、重ね合わせる場面を少しでも減らすようにしました。

 

 

隅はピンで止めていきました。防草シート同様、50cm感覚で止めていきました。

防草シートと同じく、配管を開けて設置しなければいけないので、人工芝も配管の形に合わせてカットしていきます。先に配管の円の直径を図って油性ペンで人工芝に書き込んでおくと、丁寧に切り取ることができました。

 

先に人工芝に油性ペンで書き込みました。
すっきりはまって切れました。

 

完成です。

 

 

 

まとめ

今回自分で行った人工芝の面積は、38平方メートルの広さです。かかった期間は、2週間ほどです。

かかった費用は、

スコップ1000円、

バケツ300円、

人工芝(2m×10m×2本)36000円、

防草シート(50m)9000円、

防草テープ(1個)4000円、

防草シートピン(100本)2300円、

合計52600円でした。

高いと感じるかもしれませんが、外構屋さんに頼めば倍はします。決して自分で出来ない作業ではありませんので、これからやってみようと考えている方は是非挑戦してみてください。素人の挑戦ですので、専門の方はおおめに見てください。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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