引っ越し会社の選び方 他の会社と比べる?1店舗指し値?適した決め方は!?

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 新居の引き渡しが1ヶ月後に迫り、そろそろ引っ越し業者を決めようかとインターネットサイトを調べました。そこで出て来たのは「引っ越し侍」というサイト。ここで引っ越しの見積もりが出せるということで、早速日にちや引っ越しの内容を入力して見積もりを楽しみに決定ボタンを押すと。出て来たのは見積もりでは無く、各引っ越し業者からの連絡をお待ちくださいという書き込み。するとそこから6社の電話連絡が。見積もりサイトはよく考えてから利用しましょう。ということで今回は引っ越し会社の選び方です。

 

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目次

引っ越しの会社の選び方その1 各会社との見積もり話し合い

 

サイトに見積もりをお願いしてから鳴り始めた電話に出ました。そのうち先に電話に出ることにした4社と見積もりについて打ち合わせする日程を決めました。その後も2社は何度も電話連絡やメールでの連絡をしてきましたが、とても打ち合わせに時間を取れないと思い出ないようにしました。

早速1社目(業界NO.1 S社)と打ち合わせスタートです。まずは名刺と、見積もりをお願いしただけでもらえるプレゼントを受け取りました。それから家の中を見ながらの引っ越し荷物の確認です。我が家は今住んでいるところから新居に運ぶ荷物は大きいもので、

・ドラム式洗濯機(新居での設置料含む)

・電子レンジなどの調理家電

・リビングテーブル

・電子ピアノ

・トレーニング器具

・テレビ2台 テレビ台2台(テレビ設置は自分で行うので無し)

・冷暖房2台 (新居で設置+1台は分解クリーニングを含む)

でした。冷蔵庫やダイニングテーブルなどは新居で新しく購入するため、運びませんし、処分をお願いすることもありませんでした。それに加え、良い日取りとして「大安」を選びました。それがちょうど日曜日に重なってしまいました。後から来る会社にも、これらの条件は全て同じにして見積もりをお願いしました。A社の見積もりは、15万円代でした。担当者の方は、「研修を受けたものが引っ越しをするから技術があること」や「家の中にもしっかり保護をして行うため安心なこと」。また、「クレームが少ないこと」などを挙げて他の会社との差別化をアピールしていました。さらに、「今うちで決めてくれれば、さらにお安くできますがどうですか。」と揺さぶりをかけてきました。私は、自分の思っていた価格に近づいたため一瞬傾きかけましたが、「他の会社の方がいい条件が出るかもしれない。」と思い、次の日から出る見積もりがあるため、今は答えを出せないことを伝えました。また、今後値引き競争をさせる気もないため、「これが1発勝負の見積もりですから、できる限りの見積もりを出してください。他の会社には他者の見積もりは一切見せません。」と伝えました。しかし、「今お見せできる見積もりはこれです。」と、決めれば安くするといった前の「15万円」の見積もりを置いて帰りました。

 

次の日は、2社目(A社)との打ち合わせです。こちらも名刺を受け取った後、早速家の中の引っ越し荷物の確認です。前日と同じ条件を伝えました。B社の担当者の方は「1発勝負」をしっかりと受け取っていただき、「上司に話を通したい。」と電話をかけて値引き交渉をしてくれました。出してくれた見積もりは、「11万円代」とS社と比べて大きな差ができました。こちらも、「研修を積んだスタッフが仕事をすること」や「家の中もしっかり保護してくれること」など約束してくれました。また、「同じ商品ではないので、金額だけで決めないでほしい。」と訴えていきました。確かに商品は違うのですが、引っ越しに詳しくない私には、どこが優れているのかわかりづらく、金額以外で比べるのはむしろ難しいなと感じました。

 

引っ越し会社の選び方その2 1社を選んで指値を言ってみる

 

その日の午後に今度は3社目(H社)との打ち合わせです。さすがに私も疲れてきましたが、自分が電話に出て決めた見積もり打ち合わせなので頑張ろうと思いました。こちらも名刺を受け取った後、家の中の荷物の確認を行いました。この会社は、他の会社と違い、「私の思う金額」つまり、「指値」を教えて欲しいと伝えてきました。この担当者は、私の考えていた、「1発勝負の見積もり比べ」はむしろ損をすることを説明してくれました。つまり、「本当はできるギリギリの値段でなくても、他者の価格より安ければ決まる」ということです。私は、「他の会社の見積もりを見せなければ、ギリギリまで安くせざるをえない。」と思っていたのですが、同じ引っ越し業者の中では、ある程度相場がわかるそうです。なので、他の会社の見積もりを見せなくても、会社名で大体見積もりがわかってしまうとのこと。例えば、「CMを出しているS社やA 社はこれくらいが限界だろうと。」

 

そこで「指値」でどうですかということです。他の会社の見積もりは言わなくていいので、お客さんが、「この値段でできないか。」と指値を示してほしいと言うのです。「その値段でできなかったら諦めます。」とのこと。そこで思い切って始めの予算よりさらに安い「10万円を切ってほしい。」と伝えました。担当者は自分で価格を決められるとのことで、しばらく考えた結果(演技かもしれませんが)、「9万円でどうですか。」と返事をもらいました。予算よりも、他社よりも安い値段だったので、決定しました。次の日に待っていた4社目は、この日のうちに断りの電話を入れました。

 

まとめ

 

転勤が多く、引っ越し会社をよく利用する方にとっては、もっと良い方法を知っているという方もいらっしゃるとは思います。今回は、ほとんど引っ越しをしたことがない、もしかしたらこれが最後の引っ越しかもしれないという方の参考になればと思います。引っ越しは、まずは会社を絞り、「指値」を伝え、それが無理だったら次の会社と話し合う方が、いいのかもしれません。一方、やはり色々な会社の見積もりを見ながら価格のいいところを決めたいという方法もいいと思います。その際には、「引っ越し会社同士は、お互いの見積もりが大体予想できる」ということを頭に入れておいてもいいかもしれません。また、「見積もりサイト」に登録すると必要以上の電話がかかってきてしまいますので、そのことも考えて登録するようにしてください。納得のいく引っ越しができるといいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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