小学生、5年生「天気を予想する」の話し合いはこれ!実際に行った発問を紹介します!その2

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小学校5年生の説明文の中に、「天気を予想する」があります。皆さんはどのように授業を進めていますか。今回は「天気を予想する」を「『問い』を見つけ『答え』を探す話し合い」で行った授業を紹介していきます。これから授業を行おうと考えている方の叩き台にしていただけたらと思います。

「小学生、5年生「天気を予想する」の話し合いはこれ!実際に行った発問を紹介します!」

の続きになります。

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「天気を予想する」の授業展開その3 答えを知り知識を高める

 

答えだと思う段落の理由を発表した後は、解を示しました。

1段落の問いに対する答えは、「2、3段落」です。4段落の問いに対する答えは、「5、6段落」です。7段落の問いに対する答えは、「8、9段落」です。ほぼ子どもたちの予想とおりになりました。そこで、

「3つの問いの中で筆者が一番伝えたいことはどの問いと答えでしょうか。」

と最後の発問をしました。

子どもたちからは、

「1段落」と「4段落」と「7段落」がそれぞれ出てきました。

1段落と考えた子たちは、「表や写真でわかりやすく説明しているから」や「どんどん確率が上がっていることを伝えたい」「天気予報が当たりやすくなっている仕組みを紹介したい」などの意見が出ました。

4段落と答えた子たちは、「ここも表や写真でわかりやすく説明している」や「『6段落の最後に、広い範囲の風や雲の動きはわかっても、せまい範囲では・・・』とあるのでせまい範囲が4段落のことだから」「天気予報だけを覚えておくと突然降ったとき大変だよと伝えたい」という意見が出ました。

7段落と答えた子たちは、「『自分で空を見たり風を感じること』や『ことわざ』で突然の雨に対処することができるから」や「8、9段落の答えがないと、雨が突然降ったとき濡れてしまうから」という意見が出ました。

話し合いの後で正解を示しました。正解は、「10段落」をよく読むと見えてきます。10段落には、

科学技術の進歩(2段落)や国際的な協力の実現(3段落)によって、天気予報の精度は向上してきました。それによって、わたしたちの生活はいっそう便利になっています。」ここまでが、1段落の問いと2、3段落の答えになります。ここが答えなら、「天気予報の精度が向上して便利になったね。」ということが筆者の伝えたいことになります。

 

 

しかし筆者はここで、「しかし、」と続けています。「いくら的中率が高くなっても、『今、ここ(5段落)』で天気の変化を予想し、次の行動を判断するのは、それぞれの場所(6段落)にいる一人一人なのです。」ここまでが、4段落の問いと5、6段落の答えになります。ここが答えなら、「天気予報は便利だけど、短い時間で突然降る雨や、地形による変化はわからないから自分で判断してね。」ということが筆者の伝えたいことになります。

 

 

続いて筆者は、「そのことをわすれず」と続けています。「科学的な天気予報を一つの有効な情報として活用(1〜3段落)しながら、自分でも天気に関する知識をもち(4〜6段落と9段落)自分で空を見、風を感じること(8段落)大切にしたいものです。」ここが、7段落の問いと8、9段落の答えになります。この文章を見るとわかるように、これまでの説明がすべて含まれているのがわかります。ここが答えなら、「天気予報は便利だけど、短い時間に突然降る雨や地形による天気の変化はわからないから、そのことを頭に入れて、ことわざを使ったり、自分で空を見たり風を感じることをすれば、雨に濡れなくてすむよ。」ということが筆者が伝えたいことになります。

 

 

こう見ると明かですね。筆者は「天気予報の便利さ」や「突発的な天気の変化は防げないから仕方ない」ということを伝えたいのではなく、「「情報と知識を上手に使って自分で判断することが大切」ということを伝えたいのですね。

答えは7段落の問いと8、9段落になります。

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。今回の授業が、音読を行い、段落をふり、その後の説明文における授業の進め方に困っている方の叩き台になれば幸いです。音読の仕方についてもアイデアを求めている場合は下のサイトにて説明しています。こちらも合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

「小学生、退屈な音読の授業や宿題を変えよう!自分から進んで読んで楽しく力がつく音読の指導法を紹介します!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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