小学生、4年生「アップとルーズで伝える」の話し合いはこれ!実際に行った発問を紹介します!

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小学校4年生の説明文の中に、「アップとルーズで伝える」があります。皆さんはどのように授業を進めていますか。今回は「アップとルーズで伝える」を「『問い』を見つけ『答え』を探す話し合い」で行った授業を紹介していきます。これから授業を行おうと考えている方の叩き台にしていただけたらと思います。

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「アップとルーズで伝える」の授業展開その1 問いを見つける

説明文では、「問い」の段落を見つけ、その「答え」の段落を見つけることで授業を進めて行く方が読む力が高まります。そこで音読が終わり、段落をふったら、子どもたちにこんな発問をします。

「この説明文の問いの段落はどこですか。」

ノートに、「ここが『問い』の段落だ」と思う段落の番号を書かせ、その理由を書かせます。

 

 

「問い」の段落で最後に選ばれた段落は、3段落です。それまでに選ばれた段落は、話し合いで無くしていきました。

3段落を考えた子たちは、「『アップとルーズではどんなちがいがあるのでしょう』という文章が、読んでいる人に興味をもたせるような文章になっている」という意見が出ました。

読者に、「アップって何。」や「ちがいってどんなことだろう。」とこれからのお話しに興味をもたせています。3段落で「アップ」の話が始まることを考えると、3段落が「問題定義」になります。

つまり3段落が「問い」の段落になります。

 

 

「アップとルーズで伝える」の授業展開その2 問いに対する答えを見つける

 

問いが見つかったら、次は答えの段落を探していきます。続いて子どもたちにこんな発問をします。

「この説明文の問いに対する答えの段落はどこですか。」

ノートに、「ここが『答え』の段落だ」と思う段落の番号を書かせ、その理由を書かせます。問いに対する答えと理由が書けたら、自分が答えだと思う段落にネームプレートを貼ります(黒板に出てきた答えの段落を書いておきます)。「答え」の段落で最後に選ばれた段落は、

6段落、8段落です。

7段落は「写真」でも同じであることを伝えているだけなので適切ではありません。

 

 

6段落と考えた子たちは、「このように」が「まとめているから」という意見が出ました。

8段落と考えた子たちは、「テレビでも新聞でも」が「これまでの説明をまとめている」という意見や、「『アップでとるかルーズでとるか決めている』がちがいの説明をしている」という意見が出ました。

 

「アップとルーズで伝える」の授業展開その3 答えを知り知識を高める

 

答えだと思う段落の理由を発表した後は、解を示しました。

3段落の問いに対する答えは、「ない」です。多くの子どもたちの読み取りでは、「問い」に対する「答え」は「6段落」と考えるました。しかし、3段落の「アップとルーズではどんなちがいがあるのでしょうか。」の答えは「6段落」には出ていません。これが、「アップとルーズを使い分けるのはなぜでしょうか。」であったら「6段落」の「それぞれ伝えられることと伝えられないことがあります。そのため・・・」が正解になります。問いと解が向き合っていないので「ない」になります。そこで、

「3段落の問いに対する答えはどんな答えになりますか。」

と最後の発問をしました。ヒントとして、

「どの段落にアップとルーズのちがいがありますか。」

と問いました。子どもたちからは、

「4段落」と「5段落」と出てきました。

4段落には、『アップでとると、細かい部分の様子がよくわかります』という文章があります。ここがアップの特徴になります。一方、5段落には、『ルーズでとると、広いはんいの様子がよくわかります』という文章があります。ここがルーズの特徴になります。この2つの特徴を元に、問いに合った答えをノートに書かせます。

正解は、

「アップは細かい部分の様子がよくわかり、ルーズは広いはんいがよくわかるというちがい」

です。

最後に、このような写真を提示しました。

 

 

この写真は

「アップでしょうか。ルーズでしょうか。」

と問いました。この写真、実はどちらともとれる写真です。あえてそのような写真を提示して学習の定着を話し合いで行いました。

「アップ派」の、「顔の表情がよくわかる」「外国人のグループだとわかる」という意見と「ルーズ派」の、「山奥のゴルフ場にいる様子がわかる」「仲の良い感じが伝わる」という意見が出て熱い話し合いが見られました。どちらも教科書の内容をもう一度確かめるいい機会になりました。

 

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。今回の授業が、音読を行い、段落をふり、その後の説明文における授業の進め方に困っている方の叩き台になれば幸いです。音読の仕方についてもアイデアを求めている場合は下のサイトにて説明しています。こちらも合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

「小学生、退屈な音読の授業や宿題を変えよう!自分から進んで読んで楽しく力がつく音読の指導法を紹介します!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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