小学生、中学年の「マット運動」で盛り上がるにはこれ!実際に授業で行った内容を紹介します!

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小学生の「マット運動」。皆さんはどんな内容を行っていますか。「前転」や「後転」「側転」を教えるのも大切ですが、目的意識をもって練習に取り組ませたいですよね。そこで今回はそんな「マット運動」の単元を通した目的のもたせ方について紹介します。これから「マット運動」を行おうと考えている方の参考になれば幸いです。

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マット運動のおすすめ単元目標その1 「マットオリンピック」と種目

 

「マット運動」のおすすめ単元目標は、「マットオリンピック」です。どんなことをするかというと、前転技、後転技、側転技を組み合わせて演技し、ポイントを競い、金メダルを目指すというものです。では、どのように行うのか説明していきます。

まず子どもたちにオリンピックの種目を説明していきます。

「前転技」は4つです。「前転がり」「前転」「開脚前転」「伸膝前転」です。「前転がり」は足が伸びなくても前に転がることができればOKです。「前転」は回転中に足が伸びることがポイントです。

 

 

 

「開脚前転」は回転中に足を伸ばし、伸ばした足をそのまま開いて立ち上がります。

 

 

「伸膝前転」は、回転中に足を伸ばし、伸ばした足をそのまま伸ばして立ち上がります。今紹介した順に難易度が上がります。

レベル1が「前転がり」。レベル2が「前転」。レベル3が「開脚前転」「伸膝前転」になります。 

「後転技」は3つです。「後転(後ろ転がり)」「開脚後転」「伸膝後転」です。「後転(後ろ転がり)」後ろに転がり足の裏をつけて立ち上がることができればOKです。

 

 

「開脚後転」は回転中に足を伸ばし、伸ばした足をそのまま開いて立ち上がります。

 

 

「伸膝後転」は、回転中に足を伸ばし、伸ばした足をそのまま伸ばして立ち上がります。

 

 

今紹介した順に難易度が上がります。

レベル1が「後転(後ろ転がり)」。レベル2が「開脚後転」「伸膝後転」になります。

「側転技」は3つです。「川飛び」「側転」「ロンダード」です。「川飛び」はマットに手をつけて足を斜めに上がることができればOKです。

 

 

「側転」は回転中に足を上に伸ばし、伸ばした足をそのまま順について立ち上がります。

 

 

「ロンダード」は、回転中に足を上に伸ばし、そこから体を捻って足をそろえて立ち上がります。

 

 

今紹介した順に難易度が上がります。

レベル1が「川飛び」。レベル2が「側転」。レベル3が「ロンダード」になります。

今紹介した3つの技を、レベルごとに組み合わせてクラスの子の前で発表します。

 

マット運動のおすすめ単元その2 「マットオリンピック」の実施方法

 

続いて、「マットオリンピック」の実施方法についてです。全5時間で行います。始めの3時間では、1時間で1種目ずつ種目を紹介していきます。1時間目は「前転系」で1時間。「技の紹介」と「自分にあった技の見極め」「練習」という感じです。2時間目はこれを「後転系」で行います。3時間目は「側転系」です。4時間めはオリンピック技の練習になります。「前転系」ではこの技、「後転系」ではこの技と自分で選び組み合わせていきます。組み合わせたらその技を一連の流れの中でできるように練習します。最後の1時間でオリンピックを行います。

 

↓開脚前転

↓伸膝後転

ロンダード

 

オリンピックでは、マットを1ヶ所用意します。そのマットを囲むようにして生活班で集まって座ります。発表する生活班は、演技者とその次の子(準備の子)だけマットに移動します。

 

 

他のメンバーは各生活班が提示するポイントを集計する手伝いをします。一人演技が終わったら、準備の子と集計の子で交代します。これを繰り替えして生活班が全員終わったら、次の生活班と交代します。これを繰り替えして全員の発表を見ます。

オリンピックを行う際の注意点ですが、一人の発表の時間が長くかかりすぎると1時間で全員の発表ができなくなってしまうこともあるので、間はスムーズに進める方がいいと思います。また、自分の演技が終わった子が、採点をしないで遊んでしまうこともあるので注意の目を光らせておくか、他にするべきことを与えることも考えておく必要があります。

 

マット運動のおすすめ単元その3 「マットオリンピック」の採点方法

 

続いて、「マットオリンピック」の採点方法についてです。「マットオリンピック」なので「採点」して順位を決めなくてはいけません。と言っても、1位から30位を決めるわけではありません。何ポイント以上なら「金メダル」。何ポイント以上なら「銀メダル」といった感じで、上手にできればすべての子に「金メダル」のチャンスがある仕組みにします。

採点の仕方ですが、各生活班に3〜15点の紙を配ります。3つの種目が全部上手にできなくても最低3ポイントはもらえます。6つの生活班がある場合は、演技する班が一つ。採点する班が5つになります。最低点3点×5班で15ポイントは必ずもらえることになります。

 

 

「前転技」の4つのポイントは、「前転がり」挑戦は1ポイント。「前転」挑戦は2ポイント。「開脚前転」「伸膝前転」挑戦は3ポイントです。

「前転がり」(1ポイント)の採点基準は、足が伸びなくても、まっすぐ前に転がり(1ポイント)、両足の足の裏をつけて立つ(1ポイント)ことができれば合計3ポイントです。

「前転」(2ポイント)の採点基準は、回転中に足が伸びること(1ポイント)、両足の足の裏をつけて立つ(1ポイント)ができれば合計4ポイントです。

 

 

「開脚前転」「伸膝前転」(3ポイント)の採点基準は、回転中に足を伸ばし(1ポイント)、伸ばした足をそのまま開いて立ち上がります(1ポイント)。「伸膝前転」は、回転中に足を伸ばし(1ポイント)、伸ばした足をそのまま伸ばして立ち上がる(1ポイント)ができれば5ポイントです。

 

 

前転系の最高ポイントは5ポイントになります。

「後転技」は3つのポイントは、「後転(後ろ転がり)」が2ポイント。「開脚後転」「伸膝後転」が3ポイントです。

「後転(後ろ転がり)」(2ポイント)の採点基準は、後ろにまっすぐ転がり(1ポイント)、足の裏をつけて立ち上がること(1ポイント)ができれば4ポイントです。

 

 

「開脚後転」(3ポイント)の採点基準は、回転中に足を伸ばし(1ポイント)、伸ばした足をそのまま開いて立ち上がる(1ポイント)ことができれば5ポイントです。

 

 

「伸膝後転」(3ポイント)の採点基準は、回転中に足を伸ばし(1ポイント)、伸ばした足をそのまま伸ばして立ち上がる(1ポイント)ことができれば5ポイントです。

 

 

「側転技」は3つのポイントは、「川飛び」(1ポイント)、「側転」(2ポイント)、「ロンダード」(3ポイント)です。

「川飛び」(1ポイント)の採点基準は、マットに手をつけて足を斜めに上げて(1ポイント)、足をまっすぐ伸ばす(1ポイント)ことができれば3ポイントです。

 

 

「側転」(2ポイント)の採点基準は、回転中に足を上に伸ばし(1ポイント)、伸ばした足をそのまま順について立ち上がる(1ポイント)ことができれば4ポイントです。

 

 

「ロンダード」(3ポイント)の採点基準は、回転中に足を上に伸ばし(1ポイント)、そこから体を捻って足をそろえて立ち上がる(1ポイント)ができれば5ポイントになります。この3つの種目のポイントを合計したポイントを生活班ごとに発表してもらいます。すべての生活班のポイントを合計して個人のポイントが決まります。

 

 

メダルの色は、15ポイント〜30ポイントが「銅メダル」。31ポイント〜44ポイントが「銀メダル」。45ポイント〜75ポイントが「金メダル」になります。メダルは市販のシールの中に種類もありますし、自分で画用紙で作ってもいいと思います。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。今回紹介した「マットオリンピック」を実践した結果、子どもたちが練習に楽しんで意欲的に取り組み、結果に満足感を得られていました。今後「マット運動」でどんなことをしようか考えている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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