小学生、6年生の理科「ものの燃え方」の授業の流れはこれ!実際に行った授業を紹介します!

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小学生の理科の中で、高学年の授業って大変ですよね。授業の流れや準備物、予備実験とやらなければいけないことがいっぱいです。そんな中で今回は6年生の理科「ものの燃え方」の授業について紹介します。これから授業を行おうと考えている方の叩き台にしていただけたら幸いです。

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「ものの燃え方」その1  問題定義

 

授業を行う前に必要な準備物を紹介します。今回行う実験は2つです。1つは問題定義のための実験。もう1つは予想を確かめるための実験です。問題定義のための実験で必要な道具は、

ロウソク

 

 

ロウソク立て

 

 

集気瓶

 

 

水拭き雑巾

 

 

マッチ

 

 

火壺

 

 

です。これは教師実験ですので全て1つずつで構いません。

「ロウソクに火をつけてロウソク立てに立てます。集気瓶の中にロウソクを入れます。ロウソクの火はどうなると思いますか。」

と問います。予想をノートに書き、発表してもらいます。

 

 

予想では、「火が消える」という意見が多く出ました。実際にやってみると、火はだんだん小さくなり消えてしまいました。概ね13秒ほどで消えました。

 

 

理由をノートに書いてもらいました。すると、「瓶の中の空気がなくなったから」という理由が出てきました。どうやらものを燃やすために空気が必要だということに気づいたようです。

「ものの燃え方」その2  主発問に予想を立てる

 

そこで次の発問です。

「ものを長く燃やし続けるためにはどうしたらいいのだろう」

と問いました。(子どもから出てくればその方がいいです)

そこで火を長く燃やす方法をノートに書いて発表してもらいました。

予想では、

「空気を入れてあげればいい」

という意見が出ました。では、

「どこから空気を入れてあげればいいのか」

を問いノートに考えを書いてもらいました。ここで集気瓶を紹介して上か下なら穴を開けることができることを紹介しました。(ペットボトルで穴を開けてもいいですが、予想が多くなりすぎるのでやめました)。

すると大きく分けて3つのグループに分かれました。

1つは、A「瓶の上から空気を入れる」というグループ。下は粘土で空気が入らないようにしています。

 

 

もう1つはB「瓶の下から空気を入れる」というグループです。下の粘土からはみ出すように集気瓶を置きました。

 

 

もう1つは、C「上と下の両方から空気を入れる」というグループです。

 

 

どのグループがより長くロウソクの火を燃やし続けられるかを実験することにしました。用意した道具は以下の通りです。予想をノートに書いてもらいました。

(予想)

A→B→C(一番長い)

B→A→C(一番長い)

(準備物)

・集気瓶(底が空いている) 

・粘土 

・ロウソク

・ロウソク立て

・ガラスのふた

・ストップウォッチ

・マッチ ・水拭き雑巾 ・火鉢

 

「ものの燃え方」その3  実験をして結果と考察をまとめる

 

予想を立てたら実験をします。同じ意見のグループに分かれ実験を開始します。実験を行う時の注意事項として、

①ガラスのふたは熱くなるので触らないこと(火傷の危険)

②マッチを使って必要以上に火を起こさないこと

を伝えます。火をロウソクにつけて、各グループにおける実験を行い、火が消えるまでの時間をストップウォッチで計ります。計ったらノートに時間を記録していきます。班のメンバーが一人一回行い、平均タイムを班の記録とします。(1回だと誤差が出るため)班の平均の記録が出たら発表してもらいます。結果は以下の通りです。

(結果)

Aグループ 平均 2分

Bグループ 平均 27秒 

Cグループ 平均  ∞      秒 消えない

上記の結果から、一番長くものを燃やし続けることができたのはCグループになりました。

(結果)

B→A→C(一番長い)

続いて、

「上と下から入った空気は瓶の中でどのように動いているのだろう」

と問いノートに予想を書いてもらいました。出てきた予想は以下の3つです。

A 上からも下からも出入りする

 

 

B 下から入って上から出る

 

 

C 上から入って下から出る

 

 

です。Bの理由として、4年生で学習した、「空気を温めると」の学習を元に、「温まった空気は上に行くから」と発言する子がいました。

確認の実験をしようと思ったのですが2時間で終わらなくなってしまうため、「NHK for school」の「ろうそくの燃え方と空気」の動画で確認しました。

 

 

結果は、Bの「下から空気が入り、上から出て行くことで空気が入れ替わりものが燃え続ける」ことを確認しました。

 

結果から考察をまとめます。

(考察)

「ものを長く燃やし続けるためには、空気の穴を上と下につくる。空気は下から入り、温まって上から出て行く。」

ことをノートにまとめて授業を終えました。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。6年生の理科は準備に時間がかかります。そんな準備に必要な時間をこのサイトで少しでも減らせることができたら幸いです。次回は「ものを燃やすはたらきのある気体」についてお伝えします。

小学生、6年生の理解「ものを燃やすはたらきのある気体」の授業の流れはこれ!実際に行った授業を紹介します!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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