小学生、6年生社会歴史の学習、「鎌倉幕府・室町時代」の知識の定着は楽しく謎解き学習で!

Pocket

皆さんは社会の歴史の授業をどのように行っていますか。今回は定着させなければならない「鎌倉幕府」の知識、その後の「室町時代」の知識を、「謎解き」でやってみるという授業の提案です。これから授業を行う方の叩き台にしていただけたらと思います。

「小学生、6年生社会歴史の学習、「平安・鎌倉時代」は楽しく謎解き学習で!」

 

の続きになります。

スポンサーリンク

〇〇時代の謎を解き明かせ その1 「鎌倉幕府の謎を解き明かせ」

「鎌倉幕府」では、源頼朝が幕府を開き武士の社会になったことが中心となります。そこで今回は、3つの問題を考えてみました。どれもテストに出題される内容ですので、押さえなければいけないポイントだと思います。

クイズその①は、「鎌倉時代に政治の中心を担っていた源氏以外の人々とその理由は?」です。

当時一番力をもっていた北条氏についてを答えていきます。授業の進め方に関しては、こちらのサイトをご覧ください。

小学生、縄文時代のポイントは「謎解き」で!楽しい授業方法を紹介します!

自分の力で資料や教科書を調べ、見つけた答えをノートに書き、教師に見せます。1つ目のの答えは、「北条氏」。

2つ目は、「源氏が3代で滅亡したため頼朝の妻である北条政子が政権を握ったから」です。北条氏がなぜ権力を握ったのか、北条政子を中心に2つが書かれていれば正解になります。

 

 

クイズその②は、「①の人々はどのような役職で政治を行ったか?その役割とは?その人々が定めた法律とは?その法律を定めた人物とその内容を2つ示せ」です。

1つ目の正解は、「執権(政治)」です。政所と侍所の長官を兼ねた職で将軍を助ける最高の位を北条氏が世襲していきました。

 

 

2つ目は、「御成敗式目と北条泰時」です。以下の内容の2つが書かれていれば正解です。

 

 

北条氏がどのような方法で実権を握っていったかを確認します。補足説明として、5代執権時頼の時の、「質素倹約」も紹介できるといいと思います。これらも自分で資料や教科書を調べ、見つけたらノートに書いて持ってきます。

クイズその③は、「この時代に外国から攻めてきた出来事とその時の幕府の代表と相手の王様の名は?その時の幕府が行った対策とその後の家来の不満とは?」です。1つ目の答えは、「元寇」です。幕府の代表は、8代執権「北条時宗」です。

 

 

1274年の文永の役、1281年の弘安の役の元の王様はフビライ・ハン」です。

 

フビライ・ハン

 

 

2つ目の正解は、「石塁」です。元の襲来に備えて御家人に造らせました。

 

 

もう一つは、「御家人が命をかけて戦って奉公したのに、ご恩を受けられなかったから」です。元寇で命をかけて「奉公」したのに、「ご恩」となる土地がもらえなかったことで「鎌倉幕府」の信用が落ちたことを書けていれば正解です。

 

補足説明で、一騎打ち対集団戦法についてや、元は毒矢やてつはうを使って戦ったことも説明できるといいと思います。

 

 

 

これまでの「謎を解き明かせ」でも紹介したように、どの問題から取り掛かっても構いません。また、25分と時間を区切って行うことも同じです。時間が終わったら、子どもたちに発表してもらいながら解説をつけて答え合わせをしていきます。答えとイラストをノートにまとめて授業は完了です。

 

〇〇時代の謎を解き明かせ その2 「室町時代の謎を解き明かせ」

 

続いて、「室町時代の謎解き」になります。

クイズ①は、「新しい幕府を開いた人物とその人物と対立した天皇は?その対立の原因とは?」です。

1つ目の答えは、「足利尊氏」です。もう1つの正解は、「後醍醐天皇」です。

 

2つ目の答えは、「2人は協力して鎌倉幕府を倒しましたが、その後後醍醐天皇が建武の新政で公家中心の政治を行ったため対立した」です。足利尊氏は新しく光明天皇をたて後醍醐天皇を追い出しました。そこから尊氏の「北朝」と後醍醐天皇の「南朝」が始まり「南北朝時代」が始まりました。

クイズ②は、次の拡大写真を黒板に貼ります。

 

 

「この建物は?建てた人物は?この人物が権力を高めた方法を2つ示せ。当時の文化をなんと呼ぶか?」です。

1つ目の答えは、「金閣寺」と「足利義満」です。補足説明として、「金閣寺」は「寝殿造り」と「書院作り」と「禅宗風」の造りからできていることを確認します。

 

 

 

2つ目の答えは、「南北朝を統一し太政大臣になった」と「日明(勘合)貿易で利益を得た」です。義満が室町幕府の最盛期をつくった要因を確認していきます。

最後は、「北山文化」です。

クイズ③は、次の拡大した写真を黒板に貼ります。

 

 

「この建物と建てた人物は?この人物の頃に起きた乱とその内容は?この人物の頃の文化の名前と代表的な人物とその作品は?」です。

1つ目の正解は、「銀閣寺(書院造と禅宗風の造り)」と「足利義政」です。②の金閣寺と比較して補足するといいと思います。

 

 

2つ目の正解は、「応仁の乱」です。原因は、「将軍家や有力な守護大名の後継問題から二派に分かれてしまったから」です。

 

 

 

3つ目の正解は、「東山文化」と「雪舟」の「水墨画」です。

 

 

 

補足として、「金閣寺」と「銀閣寺」の違いから、「銀が使われていないこと」や「応仁の乱」が起きたことを元に、室町幕府の力が落ちたしまっていることを説明するといいと思います。

これもどの問題から取り掛かっても構いません。また、25分と時間を区切って行うことも同じです。時間が終わったら、子どもたちに発表してもらいながら解説をつけて答え合わせをしていきます。答えとイラストをノートにまとめて授業は完了です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。今回取り上げた問題は、テストで出題を確認したものばかりですので、押さえなければいけないポイントになると思います。しかし、教師が講義形式で授業を行っても子どもも飽きてしまいます。「自分から資料や教科書に向き合い、答えを見つけて正解して喜びを味わい自分の知識とする」ことができる「謎解き」の授業をぜひやってみてはいかがでしょうか。次回は、「安土・桃山時代の3人の武将」について紹介します。

「小学生、6年生社会歴史の学習、「安土・桃山時代の3人の武将」の知識の定着は「あなたなら誰の家臣になる?」で!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク