小学生、4月の学級開き!黄金の3日間は何をするの!?2、3日目の内容を紹介します!

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「黄金の3日間」、小学校の4月の新しい学級のスタートでよく聞かれる言葉です。どうやら大切そうだなと思うものの、何をしたらいいのかと困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、私が様々な書籍を読み、その中で私なりのやり方で進めてきた「黄金の3日間の2日目」を紹介します。叩き台として読んでいただけたらと思います。

「小学生、4月の学級開き!黄金の3日間は何をするの!?1日目の内容を紹介します!」の続きになります。

 

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目次

黄金の3日間 2日目 その1 担任抜きでも1週間クラスを維持できる組織作りをしよう!

 

黄金の3日間の2日目は、「担任がいなくてもクラスが1週間維持できる」組織作りから始まります。「身体測定」や「学年集会」、「視力検査」など必要な授業の合間をぬって1時間で組織を作ります。そのために有効なのが「一人一役当番」です。教室の中の整とんや、健康観察、黒板けしやごみ箱のごみ出しまで、子どもたちが担当していきます。その方法や担当者を決めていきます。「一人一役当番」については下記のサイトに詳しく書いていますのでお読みください。

「小学生、教室環境を整え、責任感をもたせるためのシステムはこれ!一人一役当番システムを紹介します!」

 

「一人一役当番」が決まれば、担任が出張のときも教室は綺麗な状態で保たれますし、代わりに入ってくれた先生がいろいろなことをしなければならないということもなくなります。

「一人一役当番」の決め方ですが、

①黒板にすべての仕事が書かれたマグネットを貼ります。

②一つずつ仕事の内容を説明したら、自分の希望する仕事のマグネットの下に、ネームプレートを貼ってもらいます。

③全員がマグネットを貼ったら、一度見渡してもらい、人数があふれているところは「じゃんけん」になることを伝えます。「じゃんけん」に自信のない人はここで第2希望の「じゃんけん」にならないところに移動してもよいことを伝えます。

④移動したら、人数があふれていない仕事は決定します。人数があふれてしまっている仕事は「じゃんけん」をします。

⑤「じゃんけん」で負けてしまった子は、まだ決まっていない仕事へ移動します。この時、すでに決まってしまった仕事には入れなくなります。この状況を「じゃんけん」する前に説明しておくといいと思います。残った仕事の中でも人数があふれてしまったらそこでまた「じゃんけん」になります。あふれていない仕事は決定します。

⑥最後に「じゃんけん」をしてすべての一役の担当を決めたら終了です。

 

 

黄金の3日間2、3日目 その2 国語の授業始めは「口に2画を足してできる漢字」をしよう

 

「一人一役当番」が決まったら、やはり2日目ですから授業も行いたいですね。そこで国語の授業では、「口に2画を足してできる漢字」の授業を行います。

「口に2画を足してできる漢字を作ろう」と問題文を子どもはノートに、教師は黒板に書いたら、例を示します。黒板に「口」を書きます。次に、「ここに2画足して漢字を作ろうと思います。例えばこんな漢字です。」といい、「口」の中に「+」を書き入れます。「田」の完成です。というように、「口」に2画を書き足してできる漢字を考えてノートに書かせます。「3つできた人は見せにきてください。」と指示を出し始めます。

 

 

答えの例は、

「目、四、由、石、右、兄、甲、古、占、台、号、史、司、叶、召、叱、只、句、叩、旧、白、申、加、囚、旦」です。

他にも難しい漢字はありますが小学校では扱わなくていいと思います。全部で25個です。途中で新しい発見をした子をおおげさに褒めたり、一番多く見つけている子の数を公表したり、「9個見つけたら3年生レベル!」などと目安を示してあげたりするとアイデアに詰まってきた子たちがさらに盛り上がります。

授業終了の10分前には、見つけた漢字を発表してもらいます。見つけた数が少ない子から一つずつ発表してもらいます。すると数が少ない子は早めに発表できますし、数が多い子は最後まで自慢げに待っていることができます。発表してくれた子を褒めつつ、最後まで残っていたたくさん見つけた子を大げさにほめて授業を終えます。

この授業は下記のサイトを参考にしています。

http://www.tos-land.net/teaching_plan/contents/24441

また、「      

                                                                        」  

の中に隠れている漢字」の授業も楽しく知的な授業です。同じように「上の形の中に隠れている漢字を見つけよう」と問題を黒板に書きます。子どもたちはノートに書きます。例を示します。「一」を黒板に示し、この形の中にはこの漢字が隠れていますね。同じようにこの形の中に隠れている漢字を見つけてみましょう。

 

 

答えの例は、「一、乙、二、十、人、入、八、几、刀、力、卜、又、九、七、丁、口、土、士、夕、大、子、寸、小、尤、山、川、工、己、巳、已、巾、干、千、弓、上、下、三、小、万、久、亡、心、戸、斗、厄、斤、方、日、曰、木、欠、比、氏、水、火、爪、父、犬、太、王、内、巴、円、仁、天、元、止、少、分、区、予、不、尺、玉、田、矛、石、示、禾、穴、旧、外、兄、只、氷、平、以、司、辺、圧、刊、召、込、辷、米、羽、臼、名、次、因、灰、図、困、利、災、采、品」全部で107個です。

授業の流れは「口に2画を足してできる漢字」と同じです。最後に答えを発表してもらい授業を終えます。2つの授業の答えを一つの紙にまとめましたのでご利用ください。

口に2画 隠れている漢字 答え

この授業は下記のサイトを参考にしています。

http://www.tos-land.net/teaching_plan/contents/1940

これらの授業を行うことで、国語の楽しいスタートが切れると子どもたちもより今年のクラスに期待してくれると思います。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。黄金の3日間で「組織を作り」、「楽しい授業」を行うことは、これからの生活をスムーズに過ごし、子どもたちがこれからの授業に期待することにおいてとても大切です。黄金の3日間で何をしようか考えている方の叩き台になれば嬉しいです。また、「係会社の紹介」や「算数の授業開き」などのこの続きも紹介していきます。また読んでいただけたらと思います

小学生、4月の学級開き!黄金の3日間は何をするの!?2、3日目の内容を紹介します!その2」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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