小学生、教室環境を整え、責任感をもたせるためのシステムはこれ!一人一役当番システムを紹介します!

Pocket

「教室環境を整える」。皆さんはどうやって整えていますか。中には毎日自分で整頓してから教室を離れる先生もいらっしゃると思います。そこで今回は、児童が一緒になって「教室環境を整える」そんな方法をご紹介します。叩き台としてお読みいただけたらと思います。

スポンサーリンク

児童と一緒に教室環境を整えるその1 一人一役当番システム

 

教室環境を整えるためにはクラスの子たちの協力が欠かせません。というのも、掃除ロッカーやランドセルのロッカー、粘土や絵の具を置くロッカー、体操着や帽子をかけるフック、雑巾の整頓など、挙げたらキリがないほど多くの整頓しなくてはいけないものが教室には置いてあります。これらを毎日教師1人で整頓していくのはとても大変です。しかし、整頓しないとあっという間に教室は汚れていきます。廊下から覗くと「汚い。」と思われてしまう教室になってしまいます。子どもの学習する環境を整えるという点から考えると、これは適切ではありません。そこで、毎日クラスのみんなで整頓して環境を整えようというのが、「一人一役当番システム」になります。

4月新しいクラスになって2日目の学活でこの「一人一役当番」に取り組みます。事前に30人学級なら30個の当番を決めておきましょう。私が考えた30個の当番を紹介します。

①電気当番

①は朝教室に来たら電気を点けます。移動教室では電気を消し、戻ってきたら点けます。帰りに電気を消して帰る仕事です。

 

 

②カーテンの開け閉め

②は朝教室に来たらカーテンを開けます。帰りにカーテンを閉める仕事です。

③窓の開け閉め

③は朝教室に来たら窓を開けます。帰りに窓を閉めて帰ります。

 

 

④朝、帰りの挨拶
④は朝の挨拶と帰りの挨拶をする仕事です。

⑤健康観察
⑤は朝の健康観察をする仕事です。これは教えれば1年生でもできます。また、この仕事の人は、体育の時の準備体操を前に出て行います。準備体操はそれだけで当番にできそうですが、毎日仕事がないため健康観察とくっつけて1つの仕事にします。

⑥名札確認
⑥は名札がしっかりとついているかの確認をする仕事です。

 

 

⑦黒板消し
⑦は授業の終わりに黒板に残っている字を消す仕事です。

 

⑧予定黒板記入
⑧は明日の予定を予定黒板に書く仕事です。担任以外の授業がある場合には、その先生に予定や持ち物を聞く仕事も行います。

⑨黒板消しクリーナー
⑨は黒板消しをクリーナーにかけて綺麗にする仕事です。

 

⑩ランドセルロッカー整頓
⑩はランドセルを入れるロッカーを整頓します。気がつくと色々なものを入れてぐちゃぐちゃになってしまうロッカーを毎日チェックして必要ないものを本人に持って帰らせる仕事です

 

 

⑪帽子掛整頓
⑪は通学帽が掛けてある場所を整頓します。落ちている帽子を掛けたり、他に掛けているものがあれば整頓したりします。

 

 

⑫絵の具ロッカー整頓
⑫は絵の具用のロッカーがあれば絵の具が倒れていないか、紐が外に飛び出していないかをチェックして整頓する仕事です。

 

⑬掃除ロッカー整頓
⑬は掃除が終わったら掃除用具を整頓する仕事です。掃除ロッカーの中にどの掃除用具を入れるのかシールを貼っておくと児童が整頓しやすくなります。

 

 

⑭本棚整頓
⑭は学級文庫の本を整頓する仕事です。

 

 

⑮資料集整頓
⑮は社会や理科で使う資料を整頓する仕事です。

(⑤⑦は2人で行う。⑤は体育の準備体操も行う)
これはクラスのロッカーの数や人数によって違いますので調整してください。

いかがだったでしょうか。これまで半分の仕事を紹介してきました。続きは、
「小学生、教室環境を整え、責任感をもたせるためのシステムはこれ!一人一役当番システム!その2」

 

で紹介しています。こちらも続けてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク