小学生、クラスの絆を深め、古文に親しむなら「五色百人一首」がおすすめ!1年を通した取り組みを紹介します!その2

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クラスを担任していると、クラスの子ども同士の関係を築いていくことに中々苦労しますよね。そんな「クラスの関係づくり」におすすめなのが、「五色百人一首」です。クラスの子どもたちが自然と仲の良い関係をつくることができ、さらに古文に親しむこともできる一石二鳥の教材です。今回はそんな「五色百人一首」を1年間を通した実践の方法を紹介します。今後の指導の叩き台にしていただけたらと思います。

「小学生、クラスの絆を深め、古文に親しむなら「五色百人一首」がおすすめ!1年を通した取り組みを紹介します!」の続きになります。

 

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五色百人一首を楽しもう!その3 クラストーナメントをつくろう

「1カ月は同じ色」で行っていきますが、それでは月の変わり目だけ楽しみがあり、同じ色の1カ月の中頃から飽きがきてしまいます。そこで毎日を楽しい百人一首にしていくため、「クラストーナメント」を行います。といってもそんなに複雑なものではありません。

用意するものは、児童の名前が書かれたマグネット、1~10の数字が書かれた裏にマグネットが貼られた画用紙3セットです。

 

数字の書いたマグネットの貼ってある画用紙

 

まず1~10の数字を奇数と偶数にわけて縦に並べたものを3列作ります。
次に座席表の出席番号順にネームプレートを貼って行きます。「1」の数字が書かれた画用紙の下には、出席番号の1番の子、「2」の数字の画用紙の下には、出席番号2番の子を置きます。この2人が対戦します。同じように一番左の列に出席番号1番~10番までの子を貼り付けます。

 

 

 

続いて真ん中の列の1番の画用紙の下に、出席番号11番の子のネームプレートを置きます。同じように真ん中の列に出席番号11番~20番までの子を貼り付けます。

最後に一番右の列の1番の画用紙の下に、出席番号21番の子のネームプレートを置きます。同じように一番右の列に出席番号21番~30番までの子を貼り付けます。これで「クラストーナメント」の準備は終了です。

毎日1回試合をします。勝ったら先ほどのトーナメント表の自分のマグネットを1つ上に上げます。逆に負けたら1つ下げます。これを全員が同時に行います。

 

 

29、30番の対戦で負けた子は変わりません。21、22番の対戦で勝った子は19、20番の対戦に上がります。11、12番の対戦で勝った子は、9、10番の対戦に上がります。

 

 

1、2番の対戦では勝った子は1位になります。逆に19、20番の対戦で負けた子は、21、22番の対戦に下がります。9,10番の対戦で負けた子は、11、12番の対戦に下がります。

 

 

これを1ヶ月続けます。月末の最後の日に1位にいた子が、その月の色の優勝者になります。始めてすぐの頃は、マグネットの動かし方がわからず対戦が混乱してしまうことがあります。始めの頃は毎日正しくマグネットを動かせているか確認した方がいいと思います。

このようにトーナメントを毎日行っていけば、楽しく取り組むことができます。

次の月には百人一首の色が変わります。その時に「席替え」をすると、対戦がシャッフルされますので、また新たな気持ちで百人一首に臨むことができます。(一列5人の席が6列ある場合)

というのも、月の終わりころになると、力関係がはっきりしてきて中々順位が変わりません。「この子には勝つけれどこの子には負ける」の繰り返しになってしまいます。そのためシャッフルはどんな形にしろ必要です。

「席替え」をしたら、新しい席の通りに対戦表のマグネットを貼りかえれば完了します。これは子どもだけで十分できますので席替えをした時に一緒に「マグネットを動かしてきましょう。」と伝え、後ろで確認してあげればほとんどの子が適切に動かすことができます。

また、常に20番台になってしまう子には、セットに一緒についてくる「百人一首一覧表」のコピーを渡しておくと、努力しだいでは順位を上げることができますのでこっそり渡してもいいと思います。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。一年間を通して百人一首を行うことで、暗唱により古文に親しむことができますし、色々な子と対戦し握手をすることでクラスの絆も深まります。何かクラスの絆を深める手立てはないかと考えている方の叩き台になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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