小学生、体育「フラッグフット」でスペースを生かした動きを高める!そのルールや活動を紹介します!その2

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小学生の球技、皆さんはどんな活動をさせていますか。球技には、「取る」「投げる」と言った動きを高めることが必要です。さらに中学年からは、「スペース」を意識した活動も必要になります。そこで今回おすすめしたいのが、「フラッグフット」です。聞きなれない方もいると思いますが、要は、「アメリカンフットボール」のミニバージョンと考えていただければいいと思います。今回はそんな「フラッグフット」を実際に授業で行った方法を紹介します。体育の内容を考えている方の参考にしていただければと思います。

小学生、体育「フラッグフット」でスペースを生かした動きを高める!そのルールや活動を紹介します! 」

の続きになります。以下のサイトです。

 

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「フラッグフット」はこうやろう!その3 ルール 守備側編

 

守備側は、攻撃側のラインより1つ後ろのラインに並びます。攻撃側が真ん中のラインから始まる場合は、守備側は自分たちのゴールラインの一つ前からスタートになります。

 

 

守備側の子は、ボールを持っている子のタグを取ります。この時攻撃側の子の体にさわってはいけません。タグを取ったら相手の攻撃が1度終了します。また、パスを弾き飛ばしてコートの外に出しても相手の攻撃は失敗になります。さらに、パスをした相手のボールを直接キャッチしてパスカットすることができます。空中にあるボールはどちらのチームの物でもなくなるからです。ボールを地面に落とさずにパスカットした場合は、今まで守備をしていた子たちが攻撃側に代わり、そのまま攻撃を始めます。これをターンオーバーと言います。ターンオーバーの際には「前方へのパス」は前方パスゾーンや回数に限らずできません。ランか後方へのパスのみで攻撃します。

 

 

 

「フラッグフット」はこうやろう!その4チームと審判

最後に、チームを作っていきます。チームは男子2人、女子2人の4人チームにします。30人学級だったら、4人のチームが6チーム、3人のチームが2チームの合計8チームになります。3人のチームが常に人が足りなくなってしまうので、8チームの中で「兄弟チーム」を決めます。例えば8チームをA~Hで表すと、AとEが兄弟チーム、BとFが兄弟チームというようにペアを作り、7人から8人の4チームにします。3人のチームは毎回兄弟チームから一人借りて試合を行います。欠席の子がいたときも、兄弟チームから人を借りれば済むのでチーム編成に困らなくて済みます。とても便利です。

 

 

試合は10分で行いますが、5分ハーフで一度笛をふきます。前半の5分で兄チーム(A対B)が対戦します。後半の5分で弟チーム(E対F)が対戦します。試合をやっていくにつれ、子どもたちも動きがわかってきますので、スムーズに試合が進められるようになったら時間を伸ばしていくこともできます。

QB(クォーターバック)は4人の中で輪番(ぐるぐる回していく)にします。これはチームの中で、運動が得意な子だけが活躍しないようにするためです。運動が得意な子は、ランでタッチダウンしてしまい、周りの子は全くボールに触れなくなってしまいます。それを防ぐためです。

続いて審判についてです。審判はすべて子どもが行います。よく教師が丁寧に全て審判をしているクラスがありますが、ゲームの進行は滞り、子どもたちも育ちません。審判は子どもにやらせれば1年生でも自分たちで進めることができるようになります。どんなゲームでも必ず「子どもが審判をやる」ようにし、サポート役として教師が入るのが適切です。子どもだけで進められるようになると、教師は試合をしながら成績をつけることができるようになります。これもとてもプラスです。

 

 

 

「フラッグフット」の審判は、兄弟チームで行います。例えば、「A対B」が試合をしている場合には、審判はEとFで行います。後半は逆に、「E対F」で試合をして、AとBで審判を行います。こうすることで、常に審判やボール拾いが7~8人いることになります。このような点からも、兄弟チームにするメリットがあります。

審判は、「主審」「ラインズマン」「得点係」「ボール拾い」「計時」に分かれます。位置は以下の通りです。

 

 

主審は旗を持ち、タグを取られた場所や、ボールをキャッチできずに落とした場所を見て攻撃側のラインを決めます。その他にも、攻撃を止める際、ボールやタグではなく、攻撃側の子の体にふれてしまった場合や、暴力や暴言なども裁くことになります。

ラインズマンは4人です。「サイドラインのラインズマン」は2人で、ラインの外にボールや足が出ていないかチェックします。ボールや足が出てしまった場合はタグを取られていなくてもそこで攻撃終了になります。「ゴールラインのラインズマン」も2人で、タグを取られる前にタッチダウンできたかどうかを確認します。ライン際がもめる原因にもなるのでこの4つには必ず審判を置きます

 

 

審判の仕事以外の子たちは、「ボール拾い」や「計時」「得点係」を行います。全員が仕事をすることが望ましいです。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。2回にわたって「フラッグフット」の行い方について説明してきました。

私は始めにルール説明を教室の黒板を使って行い、後は試合をしていく中で、チームでの作戦タイムを取っていきました。試合を重ねるごとに技術の高まりや戦術の高まりを感じることができました。最後には学年で大会を開き、楽しい大会にすることができました。これからどんな球技にしようか考えているかたの叩き台にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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