小学生、6年生社会「裁判所の仕事」は「クラス裁判」で実感させよう!実際に行った授業内容を紹介します!

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小学6年生の社会では、現代社会の分野で「裁判所の仕事」の学習があります。皆さんはどのように授業を進めていますか。裁判所の仕事の内容を子どもたちにわかるように教えるって中々大変ですよね。そこで今回は「クラス憲法」に基づき、「クラス裁判」を行うことで「裁判所の仕事」を理解させようという実践です。クラス憲法についてはこちらのサイトをご覧ください。

「小学生、6年生社会「日本国憲法」は「クラス憲法」で実感させよう!実際に実践した方法を紹介します!」

これから「裁判所の仕事」の授業をしようと考えている方の叩き台にしていただけたらと思います。

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クラス裁判で裁判所の仕事を理解しよう その1 裁判所の仕事を知る

 

クラス裁判を行うためには、基本になる「裁判所の仕事」を知らなくてはなりません。そこでまず、「裁判所の仕事」を教科書を元に読むことから始めました。しかし、複雑な裁判所の仕事内容をただ読むのも根気がいりますので、大切なところは穴埋め形式にしたクイズ形式のプリントを作り、クイズに答えながら裁判所の仕事を知ることにしました。

 

 

www.courts.go.jp/saiban/syurui_minzi/minzi_04_02_05/index.html より

民事裁判 順序

 

引用元:裁判所|刑事事件の登場人物

民事裁判 役割

 

https://yourbengo.jp/keiji/1060/ より

刑事裁判 順序

 

 

「内閣府 共生社会政策統括官 犯罪被害者施策」より

刑事裁判 役割

 

https://blogs.yahoo.co.jp/hilonaka0205/20528788.html より

裁判員制度 役割

 

クイズに答えながら、「民事裁判」「刑事裁判」「裁判員制度」の流れや用語を確認しました。

 

クラス裁判で裁判所の仕事を理解しよう その2 クラス裁判をしよう 「民事裁判」編

 

裁判の用語や方法を確認したところで、次は実際に「民事裁判」をやっていきます。「裁判所の仕事」以前に、「クラス憲法」を作っていますので、「クラス憲法」を元に「民事訴訟(クラスの誰かが、憲法を違反した人に被害を受けた場合)」がないか確認していきます。私のクラスでは、清掃の義務において、しゃべって清掃を行わず、女子に任せてしまった男子がいたので裁判にかけることにしました。

まず、「訴えられた被告」、「訴えた原告」「清掃をしていなかった現場をみていた証人」を除いて、クラスの生活班6つのうち、4つ班の中で一人ずつ、「裁判官」を決めます。裁判官の中から「裁判長」を決めます。

続いて、残りの2つの班の中で2人ずつ、「弁護士」を決めます役のない子は「傍聴人」になります。役割が決まったら実際に学習した流れに沿って民事裁判を行います。この裁判は、あまりシリアスな内容(いじめ など)では行うべきではありません。ある程度軽い内容で、裁判中も和解後も笑顔でいられるような題材でやった方がいいと思います。民事裁判の流れは以下の通りです。

本当なら謝罪で済んでしまう内容ですが、敢えて被告には反論してもらうよう促します。最後には「和解」で解決します。

〈 民事裁判の流れ 〉

①原告主張

②被告主張

③証拠 証人(一緒に掃除をしていた子) 弁護士より

④原告最終主張

⑤被告最終主張

⑥判決 および 和解

 

 

クラス裁判で裁判所の仕事を理解しよう その3 クラス裁判をしよう 「刑事裁判」編

 

「民事裁判」を実際に終えたところで、次は実際に「刑事裁判」をやっていきます。今回も、「クラス憲法」を作っていますので、「クラス憲法」を元に「刑事訴訟(憲法を違反した人がいた場合)」がないか確認していきます。私のクラスでは、義務である宿題提出を頻繁に忘れる男子がいたので裁判にかけることにしました。

まず、「起訴された被告人」、「一緒に遊んでいた証人」を除いて、クラスの生活班6つのうち、2つ班の中で2人ずつ、「検察」「弁護士」を決めます。これは前回「裁判官」や「弁護士」をやった子以外の子で決めます。

続いて、残りの4つの班の中で2人ずつ、「裁判員」を決めます。8人の裁判員の中から「裁判官」を3人決めます。役のない残りの子は「傍聴人」になります。役割が決まったら実際に学習した流れに沿って刑事裁判を行います。この裁判も、あまりシリアスな内容(いじめ など)では行うべきではありません。刑事裁判の流れは以下の通りです。

今回も謝罪で済んでしまう内容ですが、「クラス憲法」違反をそのままにするわけにはいかないので裁判を行います。また敢えて被告人には反論してもらうよう促します。最後には「判決」で解決します。この時には「宿題を忘れることで全員の席替えなどの権利が奪われる」という理由から「有罪」になり、全員の前で今後の宿題の取り組み方を話すことで授業を終えました。

〈 刑事裁判の流れ 〉

①被告人の氏名

②起訴状朗読

・氏名・どんなことをしたか・どんな罪になるか

③被告人の陳述

④証拠・証人(一緒に習い事をしている子)調べ (検察・弁護士 より)

⑤求刑

⑥被告人・弁護人の最終陳述

⑦判決

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。「裁判所の仕事」の内容を資料を読むだけで覚えるのは大変ですが、実際に疑似裁判を行うことで、楽しみながら裁判の仕組みを理解することができたと思います。これから「裁判所の仕事」の学習を進めようとしている方の叩き台になれば幸いです。以下のサイトでは、「国会・内閣の仕事」についても紹介しています。そちらもぜひご覧ください。

「小学生、6年生社会「国会・内閣の仕事」は「クラス国会・内閣」で実感させよう!実際に行った授業内容を紹介します!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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