小学生、6年生社会「日本国憲法」は「クラス憲法」で実感させよう!実際に実践した方法を紹介します!

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小学6年生の社会では、現代社会の分野で「日本国憲法」の学習があります。皆さんはどのように授業を進めていますか。憲法の内容を子どもたちにわかるように教えるって中々大変ですよね。そこで今回は「クラス憲法」を作ることで「日本国憲法」を理解させようという実践です。これから「日本国憲法」の授業をしようと考えているかたの叩き台にしていただけたらと思います。

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クラス憲法で日本国憲法を理解しよう!その1 日本国憲法を読む

 

クラス憲法を作るためには、基本になる「日本国憲法」を知らなくてはなりません。そこでまず、「日本国憲法」を読むことから始めました。しかし、103条からなる憲法をただ読むのも根気がいりますので、大切なところ(40条まで)は穴埋め形式にしたクイズ形式のプリントを作り、クイズに答えながら日本国憲法を読むことにしました。

〈 プリントの例 〉 

日本国憲法 

日本国民は、正当に選挙された( ① )における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって( ② )のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び( ③ )の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が( ④ )に存することを宣言し、この憲法を確定する。

答え ① 国会 ② 自由 ③ 戦争 ④ 国民

 

クラス憲法で日本国憲法を理解しよう!その2 クラス憲法をつくる 権利編

 

一通りクイズ形式で読み終わったら、いよいよクラス憲法作成に入ります。自分で日本国憲法を参考にしながら、小学生の内容に作りかえていきます。私のクラスで出た内容は以下のようなものです。

 

第2章 けんかの放棄


第9条 6年〇組は、正義と秩序を基調とするクラス平和を誠実に希求し、けんかと、武力による威嚇又は武力の行使は、クラス紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


2 前項の目的を達するため、クラス全員、武力を保持しない。クラスの交戦権は、これを認めない。 

 

 

第3章 クラスの児童の権利

第13条 クラスの児童は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対するクラスの児童の権利については、公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とする。

第14条 すべてクラスの児童は、法の下に平等であつて、性別、社会的身分又により、クラスでの生活において、差別されない。

 

 

第19条 休み時間内の思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

第21条 休み時間の集会、結社及び係会社による言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

第22条 何人も、公共の福祉に反しない限り、月に一度席替えの自由を有する。

 

 

これらを発表してもらい、一つずつクラス全員で審査していきます。クラスの3分の2以上の子が採用と考えたら採用することにしました。

 

クラス憲法で日本国憲法を理解しよう!その3 クラス憲法をつくる 義務編

クラス憲法を作っていくと、どうしても子どもたちにとって好都合な内容ばかりになってきます。そこで「日本国憲法」第27、30条の「義務」についてもう一度注目させます。

第27条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。

第30条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

日本国民は権利を有している代わりに、義務を負っていることを説明します。そこで今度は「義務」についてもノートに考えを書いてもらいます。

嫌々ながらも出てきた内容は、

第27条 6年〇組児童は、掃除場所の選択の権利を有し、清掃の義務を負ふ。

 

 

6年〇組児童は、学習の権利を有し、義務を負う。

 

 


第30条 6年〇組児童は、法律の定めるところにより、宿題の義務を負ふ。子どもの中から出たものもありますが、出なかったものは教師の方から提案しました。ブーイングは起きますが、権利を得るための義務なので納得させました。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。私が実践した結果、「日本国憲法」を自分たちの生活に置き換えることで、子どもたちはより身近に内容を感じ取れたのではないかと思います。今後、「内閣」や「国会」の学習もしていきますので、そこでこの憲法を改正したり、付け足したり、削除したりすることもできます。今後の社会の学習につながる学習にすることができます。これから「日本国憲法」の学習を行う方の叩き台になれば幸いです。以下のサイトには、「国会・内閣の仕事」や「裁判所の仕事」についても紹介しています。そちらもぜひご覧ください。

「小学生、6年生社会「国会・内閣の仕事」は「クラス国会・内閣」で実感させよう!実際に行った授業内容を紹介します!」

「小学生、6年生社会「裁判所の仕事」は「クラス裁判」で実感させよう!実際に行った授業内容を紹介します!」

http://rai-yutaro601.com/2019/02/04/study-saibansho/

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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