小学生、縄文時代のポイントは「謎解き」で!楽しい授業方法を紹介します!

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前回小学6年生の社会の歴史のスタートについてお話しました。「縄文時代と弥生時代、住むならどっち」という発問でした。詳しくはこちらをお読みください。

小学生、6年生歴史「縄文・弥生時代」学習の進め方は、「縄文、弥生住むならどっち?」で

 

今回は前回の「縄文・弥生時代住むならどっち」で話し合ったことだけでは押さえられなかった学習キーワードを確認する方法についてお話します。皆さんは社会のキーワード、どのように教えていますか。私は「謎解き」という形で押さえています。今回はその謎解きの方法とその発問を紹介します。叩き台にしていただけたらと思います。

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縄文時代の学習キーワードを覚える謎解き問題①とその方法

社会の時間になったら、ノートを開かせ日付やタイトルを書かせます。タイトルは、「縄文時代の謎を解き明かせ」です。このタイトルで子どもたちは少しワクっとします。その後黒板に謎解きの問題を3問書きます。黒板をめいいっぱい使い、3等分して問題を書きます。第1問は、「縄文人が住んでいた住居の名前とその特徴は」です。

 

 

この問題を教師からはこれ以上話すことなくノートに答えを書かせていきます。つまり、子どもは教科書や資料集を見て、読み、自分で答えを見つけなくてはなりません。ここで、教師が教科書を読んであげることも、みんなで資料を読むことも大切なことだと思いますが、その後の展開が難しくなってしまいます。なぜなら全員がポイントを教科書や資料で確認した後になるため、その後は教師による「講義形式」の授業になってしまうからです。そこで敢えて教科書や資料は読まず、「ポイントを自分で探させて、見つける」ことで社会で楽しさを味わえるようにしたいというのが今回の謎解きの狙いです。

そのため謎を解き終わった子は、ノートに書いた答えを教師に見せにきます。そこで答えがすべて揃っていれば大きな花丸を付けます。まだ足りない答えがあった場合には〇や◎だけ付けてもう一度考えてもらいます。こうすると、頑張って資料や教科書を読み込んできた子は大喜びで席に戻っていきます。花丸にならなかった子は悔しそうにもう一度席に戻って答えを探します。一時間の中にメリハリができるので楽しく学習することができます。

ちなみに問題①の答えは、「竪穴住居」と「土を掘って家を建てた(半地下構造の家)」を全て書いてきた子が正解になります。

 

 

縄文時代の学習キーワードを覚える謎解き問題②と方法

 

第2問は、「縄文人が春夏秋冬に食べていたものを季節ごと一つずつ示せ。また、狩りに使っていた道具とは」です。これは教科書に縄文時代の食糧図が円グラフで出ていますので、そこを参考にして書いてきます。この時、学習能力が低い子のための配慮も必要になります。学習能力が低い子に、「自分で見つけておいで。」といって突き放しても、ぼーっとしているだけで時間が流れてしまいます。そこで、黒板のタイトルの横に、「ヒントページ」と記し、教科書なら〇ページ、資料なら〇ページと調べたらわかるページだけは記しておきます。あとはそのページの中から自分で読むことで答えを見つけるようにします。

 

 

また、早く花丸をもらった子は、手が止まっている子の側に行きどの辺を読めばいいか教えてあげることも許可します。これで学習能力が低い子も学習に参加できるようになります。

ちなみに問題②の答えは、「春:若草 木の芽 あさり はまぐり 夏:かつお まぐろ あざらし 秋:さけ ます ブドウ くり 冬:くじら いのしし しか

 

 

と「骨角器(動物の骨や角で作った弓矢や槍)

 

 

を全て書いてきた子が正解になります。

縄文時代の学習キーワードを覚える謎解き問題③と方法

最後の問題は、「縄文時代に食べ物を煮たり蓄えたりするために使った器と、その特徴とは?」です。ここで3問全てが黒板に揃いました。しかし、授業では、これらを順番に紹介することはしません。授業開始前から黒板に全ての問題を書いておき、授業が始まったらすべての問題を一斉に公開します。子どもはその中からできそうな問題を選んで取り組みます。つまり、いきなり③から始めてもいいというわけです。

 

 

自分が取り組みたい問題からやることでエンジンがかかり、取り組み易くなります。しかし、順番通りにしてしまうと、いつまでも解けない問題にぶつかり止まってしまい、次第にやる気も止まってしまいます。教師も、いろいろな問題の正解者を大げさに褒めることで、まだ挑戦していない問題がある周りの子に、「やれば自分もできる」という勇気を植え付けていくことができます。ちなみに、どの問題から取り組んでも構わない分、一気にすべての問題に挑戦することは禁止にします。すべての問題に挑戦してからノートを持って来られると、採点するのに時間がかかり、列ができてしまうからです。いくつかの問題に挑戦してきたとしても、採点するのは一つにして、後ろにもう一度並んでもらいます。こうして列ができないようスムーズに採点をしていきます。

また、すべての問題に挑戦する時間を25分と決めておきます。これは、やらずにだらだらしている子にプレッシャーをかけるためです。また、25分以上取り組むと、長すぎてだらけます。時間を決めて取り組むことで集中して取り組むことができるようになります。最後に答え合わせをしていきます。これまで謎解きしてきた答えを発表してもらいながら、解説を交えて黒板に答えを示していきます。できなかった子はここで答えを確認します。これで1時間の授業は終わりになります。

 

 

ちなみに問題③の答えは、「縄文土器

 

 

と「縄目の模様がつけられていた」を全て書いてきた子が正解になります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。社会の学習では、授業の進め方が他の教科と違い、教師に方針が委ねられます。そんな中、進んで楽しく学習できる「謎解き」の学習をぜひ取り組んでみてはいかがでしょか。私が実践した結果、多くの子が、「楽しかった。」と一年間を振り返りコメントをくれました。叩き台として試していただけたらと思います。

「小学生、社会歴史の学習、「弥生・古墳時代」は楽しく謎解き学習で!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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