小学生、退屈な音読の授業や宿題を変えよう!自分から進んで読んで楽しく力がつく音読の指導法を紹介します!

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音読、毎日小学生の宿題にもなっている勉強ですね。皆さんはどんな指導をして子どもに力をつけていますか。今回は、私が10年以上の実践の中で実感した、子どもたちが熱中する音読の方法をお伝えします。ぜひ忙しい毎日の中で、指導の一助になればと思います。

 

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音読指導の工夫その1 追い読み 交互読み

 

音読の力をつけるには、「正しく読む」ことが大切です。授業を見ていると、いきなり一人ひとりの子どもに一文ずつ読ませ始める授業をしているクラスがありますが、これでは正しく読むことはできません。人前で間違えて読むことで余計に自信を無くしてしまいます。まずは、「追い読み」をすることで、正しい読み方を示してあげることが必要です。ページを、低学年なら見開き1ページ、高学年なら見開き2ページくらいまでに区切り、教師が一文ずつ先に読み、同じ文を追わせて子どもに読ませる様にして正しい文をインプットすることが必要です。

次に、「交互読み」に入ります。交互読みは、先生と子どもで一文ずつ交代で読んでいきます。これは先行と後攻に分かれ、教師が先行1行目を読んだら、子どもは後攻で2行目を読むという感じで進めます。一度範囲のページを読み終わったら今度は子どもが先行で1行目、教師が後攻で2行目を読みます。これで今回指定した範囲を合計2回読んだことになります。正しい文章を聴きながら声に出していくことで正しい音読が作られていきます。

また、交互読みを先生と子どもではなく、子どもと子どもにする方法もあります。教室を半分に分け、真ん中から右と左に分けて交互読みをする。また、男女に分けて交互読みをする。また、廊下側の一番前の子が先行で1行目を一文読んだら、残りの全員が後攻で2行目を読みます。次に先ほど一人で読んだ子の後ろの子が先行で3行目を読みます。残りの全員が後攻で4行目を読みます。と言った「一人全員交互読み」。工夫すれば様々な方法がありますので練習をさせることをポイントに手を変え品を変えてみてください。これらを全部やろうとすると確実に子どもの中で「飽き」が来ます。この中で多くても4つまでにして組み合わせてやると子どもも飽きずに取り組めると思います。

 

音読指導の工夫その2 テスト読み

 

続いて一人ひとりの音読が上達したか、しっかりと読めているか確認するため、「テスト読み」を行います。先ほど紹介した「一人全員交互読み」のシステムで行った様に、廊下側の一番前の子から順番に一文ずつ読んでいきます。この時、声も出しやすく、誰が読んでいるかもわかりやすいため立って読む様にします。その際、一人ずつ立つ時間を待っていると時間がかかるため、あらかじめ読む人と次の人の2人までは立っておくことにします。立つ時には椅子を机の中に入れず、椅子は立った時ぶつからない程度に後ろに引いておき、スッと立てる様に指導しておきます。

テスト読みはテストですので、間違えたらアウトです。立って自分の範囲を読み始め、正しく読めたらセーフで座れます。次の人は次の文章を読みます。しかし、間違えて読んでしまったり、つっかえて読んでしまったりした時には、アウトになり、間違えてしまった人は座らずにそのまま立ちます。後ろの人は前の人が間違えた文章を読みます。セーフにならないと次の文に進めないというルールです。それを続けていき、クラス全員に回る様に読ませていきます。アウトになるルールは以下のものです。

⑴読み始めで同じ言葉を2回読む

◯おじいさんが、…

×お、おじいさんが、…

⑵意味の繋がらないところで切る

◯山に芝刈りに、行きました。

(切るなら読点)

×山にし…ばかりに行きました。

⑶間違える

◯おばあさんは川へ洗濯に行きました。

×おじいさんは川へ洗濯に行きました。

⑷読んでいる場所がわからなくなる

これは前の子がどこを読んでいるか集中していないためわからなくなってしまう時です。読む場所を教えてあげてもいいのですが、それを教師がしてしまうと子どもは毎回集中しなくなってしまいます。そのため私は「3秒」待つことにしていました。その間に子ども同士で教えてあげるのはOKにしました。教えてもらえず、3秒立ってしまったらアウトにしました。待っているとリズムが悪くなり周りの子がダレます。

⑸聞こえない声で読む

◯おばあさんが川で洗濯をしていると、

×おばあさんが川で洗濯をして…⤵

自信がない子は聞こえなくなる様な小さな声で読むことでやり過ごそうとしますが、これはアウトにします。認めると他の子も真似します。その子なりの声でいいので最後まで聞こえる声で読ませます。

上記のポイントでテストをしていき、それを一人二回読むまで続けます。二回読むまでにセーフで座れれば合格。最後まで立ってしまっていたら不合格になります。しかし、この合格不合格は成績に関連するものではなく、その時にゲーム的要素と考えてください。(2回目だけ間違えた子は不公平になります。)テスト読みをするとドキドキして楽しいため、子どもたちも楽しんで読む様になります。音読が苦手な子には、個別に休み時間指導してみんなの前で読ませ、できたら褒めてあげると自信につながります。続きを「その2」で紹介しています。ぜひそちらもお読みください。

小学生、退屈な音読の授業や宿題を変えよう!自分から進んで読んで楽しく力がつく音読の指導法を紹介します! その2

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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